ドルビーの魔法 カセットテープからDOLBY ATMOSまでの歩みをたどる (NextPublishing)
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「そもそもドルビーとは何なのか?実は、ドルビーとはアメリカに本社を置く会社の名前で、正式社名を「ドルビーラボラトリーズ」(Dolby Laboratories Inc)という。社名のドルビーは、創業者の名前、レイ・ドルビー(Ray Milton Dolby)から取っている。ラボラトリーズとは日本語で実験室・研究所のこと。では何の実験・研究をしている会社なのか? 今では映像技術「DOLBY VISIONTM」(ドルビービジョン)も開発しているが、ドルビーラボラトリーズは音に関する研究を50年以上に渡って続けている、いわば音の専門家集団として起業したのである。そのドルビーは、今やエンターテインメント全般に関わるテクノロジーカンパニーになっている。本書では、ドルビーが世に送り出してきたそれらの「音の技術」を、音の専門家やエンジニアでなくてもお分かり頂けるような形で説明していきたい。」(「執筆にあたり」より)【目次】1. カセットテープ ~DOLBY B NR2. 映画音響を家庭へ ~DOLBY SURROUND, DOLBY PRO LOGIC3. 時代はデジタルへ ~DOLBY DIGITAL(AC-3)4. DOLBY PRO LOGICの進化 ~DOLBY PRO LOGIC II5. ステレオスピーカーでサラウンド ~VIRTUAL DOLBY DIGITAL6. ヘッドホンでもサラウンド ~DOLBY HEADPHONE7. 5.1chを超えるサラウンドへ ~SURROUND EX8. DOLBY PRO LOGIC IIの進化 ~DOLBY PRO LOGIC IIx, IIz9. 一般家庭でもDOLBY DIGITALでメディアに記録10. リアルタイムに変換出力 ~DOLBY DIGITAL LIVE11. DOLBY DIGITALの進化 ~DOLBY DIGITAL PLUS12. ロスレス音声圧縮 ~DOLBY TrueHD13. テレビ向けトータルソルーション ~DOLBY PULSE14. 音量差の解消 ~DOLBY VOLUME15. 音響革命オブジェクトオーディオ ~DOLBY ATMOS16. DOLBY SURROUND再登場17. 天井スピーカーが付けられない ~DOLBY ENABLED SPEAKER18. DOLBY ATMOSをヘッドホンやステレオスピーカーで19. DOLBY ATMOSの広がり20. ロッシー音声圧縮の更なる進化 ~DOLBY AC-421. 電話会議の音質改善 ~DOLBY VOICE22. 今後のドルビー音声技術